幼児売買春と臓器売買というテーマがテーマだけに、観ている間はどこまでが事実に基づいているのだろう?と考えながら観てしまった。
ただ、最後の最後で、「あ、この映画はエンターテイメントだったのね」と気づく。そんな映画。
そういう映画も嫌いじゃない。フィクションとノンフィクションの境界を明確にしなきゃいけないこともないわけで。ただ、メインのテーマを日本人としての倫理的な部分においていることはわかるにしても、タイの社会問題をダシにしているだけ、という印象も否めない。監督自身も、そことのところは、若干自覚しているようではある。原作にも同じことが言えるんだけど。
面白い映画ではあるけど、全部を鵜呑みにしてはいけない。
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