2008年1月17日木曜日

裏「GITK」レポート

えー、ソウルのとあるレストランです。

タダ飯を食わせて頂いたのに恐縮ですが、正直な感想を:

・雰囲気は悪くないけど、正直あの料理にそれほどのお金をかける気はしない。因みにお値段は夜のコース(サラダ、スープ、アンティパスト、メイン、デザート)で、約6,000円ほど。

・イタリアンで、カロリーを気にして食べるのはちょっと無理がある。物足りなさだけを感じてしまう。

・サービスが微妙。10人がほぼ同じペースでコースを食っているのに、一人分だけが異常に遅れるというのは??? ほかの全員が次のメニューに移ってしまっているのに、一人分だけサーブされないというのはちょっと・・・。それほど選択肢のあるコースというわけでもないのに。

・コーヒーと紅茶の味がよろしくない。これはあまりヘルシーさとか、カロリーに関係はないと思うんだけど。

というわけで、ソウルの「GITK」、おススメです!!

2008年1月4日金曜日

TVCM「KEIRIN: 9ways」

僕がこのCMを良いと思うのは、単に自転車が好きだからというだけの理由ではない(と思う。確かに、ピストバイクが整然と街の中を走る姿は単純に美しいと思うけど)。

CMの内容はこうだ。

朝焼けの街をピストバイクで走る、スーツ姿のサラリーマン。そこへ魚屋、タクシーの運転手、普通の若者などが、一人、また一人と加わってくる。整然と隊列を組んで走っていると、ジャンが鳴り響き、一群は競技場の中へ。そしてスプリントが開始される。「勝つのは、誰だ」「勝利とは、何だ」というフレーズが挿入され、様々な思惑が渦巻く中、ゴールの瞬間を迎えてCMは終わる。

僕がこのCMを素晴しいと思うのは、様々な年代や、様々な出身地の選手が、それぞれに思惑を持って、互いに駆け引きをする、競輪という競技を非常によく象徴しているからだ。

全体に漂う硬派な雰囲気も良い。HPではそれぞれの選手のバックグラウンド、というか生い立ちまで設定されており、かなり細部にわたって作り込まれていることがわかる。

この格好良さはどれだけの人に伝わっているのだろう?

2008年1月2日水曜日

電車広告「サントリー黒烏龍茶: 中性脂肪に告ぐ」

電車広告でしばらく前から見かけるもの。

商品自体はTVのCMでも見たことがあったから、知ってはいた。電車広告も、最初は余り気にも留めなかったのだが、なんだか見いってしまう広告だということに最近気が付いた。

何といっても、素晴しいのはその字体。手書き風、ではなく手書きだと思われるのだが、そのバランスというか力強さが素晴しい。僕はあくまで素人だが、あんな字が書いてみたいものだと思わせる。芸術的な上手さではなく、実用的な美しさを持った字で、とめ・はね・はらいを見ているだけでも、時間が過ぎていってしまう。

また、内容も、「中性脂肪」と「黒烏龍茶」を擬人化し、いちいち尋ねられることが嫌な「中性脂肪」に質問を重ねる「黒烏龍茶」というロジックも面白い。一度だけでなく、何度か読み返してしまう(これは僕の頭が悪いからかもしれない)。

あとは、細かいことを言えば、黒烏龍茶公司の社長と会長のワンポイントの写真が良い味を出していると思う。

何度も読み返してしまう広告だ。