2008年9月15日月曜日

Mr. O

僕が所属していながら、全然参加できていないバスケのチームがある。そこの長がMr. Oだ。歳は50を越えたくらいだろうか。知り合ってもうそろそろ10年くらいになるはずだ。未だ現役というところが凄い。

最初の印象は、元気で調子の良いおっちゃんやなあ、という月並みなもの。チームの練習に参加するうちに、彼のバスケ指導というか、理論はそれほど優れているわけではないと感じた。

仕事の忙しさなどで徐々に練習に参加できなくなっていき、2年間の海外生活や、ケガによる1年間のリハビリ生活があったこともあり、僕はチームから遠ざかっていった。でも、そんな中でもMr. Oは温かかった。決して順風満帆ではないチーム運営がありながら、連絡をしたときには必ずと言って良いほど、温かい言葉をかけてくれた。

僕は正直に言って、以前ほどバスケに対して情熱があるわけではない。でも、Mr. Oの思いには何らかの形で応え、恩を返さなければならないと思う。何のお金にもならないバスケットに対して並々ならぬ愛情を注ぎ、自分のチームメイトにはどこまでも優しいMr. O。ほとんど仏の領域だとすら思う。その姿勢は見習いたいものだ。

2008年9月14日日曜日

スーパーな乗り物、カブ

カブに関する面白い文章を読んだ。僕が最近割とお気に入りの「WIRED VISION」に掲載されている「史上最強のバイク、ホンダ『スーパーカブ』」(原題: Honda Sells Its 60 Millionth - Yes, Millionth - Super Cub)というのがそれ。

カブ関係は、以前にも書いた「ゴーゴーカブ」など面白いサイトや文章が割とあるけど、これは良い。また、文中のリンクにあるYoutubeの動画もイケてる。カブについてコメントするケニー・ロバーツなんていうのも凄いが、耐久性の検証実験がアホらしくて最高だ。

ところで、僕は昨年11月に購入したカブ号(カスタム90)に、ようやくちょくちょく乗るようになった。それでも未だ5回しか給油していないというところに愛情のなさを感じるが、取り敢えずこれまでの燃費をまとめておこう:

 日付 / 給油量 / 燃費
1.) 2007.11.25 / 2.51litlre / ---
2.) 2008.03.23 / 2.71litre / 43.9km
3.) 2008.07.13 / 2.32litre / 44.3km
4.) 2008.08.17 / 2.82litre / 38.6km
5.) 2008.09.13 / 2.57litre / 52.1km

というわけで、常時リッター50kmというわけにはいかないみたい。それでもようやく最近、ちょっと乗り方がわかってきたような気がする。それと感じるのは、カブはある意味、究極にエコな乗り物だということ。カブで十分事足りることって、結構あるように思う。まあ、それを言うなら自転車でっていう気持ちもあるんだけど。

2008年9月6日土曜日

鯛祭2008大阪

昨年に続いて参戦。Grammyアーティストによるステージの印象など。

トップバッターは、Earn The Star。昨年に続いての登場だが、思わずぶっ飛んでしまう。鯛祭公式のHPには、「若手演歌歌手」なる紹介がされていて、昨年のステージを観た限りでは、「何でこんな紹介なの???」という感じだったのだが、ステージを観て納得。完全にスタイルが変っている。これは演歌だ。メシを食いながら聴いていたが、ステージングを観たいとは思わなかった。一体何があったのだろう。残念。

続いては、YAYA YING。資料にあった写真とは全然違った印象。スタイルも良いし、若くてかわいい。歌はPalmy(だったと思う)とかIceのカバーが一番盛り上がっていたのがご愛嬌と言ったところか。歌唱力的にも微妙と言えば微妙なところ。でもこれはこれで良いのだろう。ステージ映えはしていたと思う。徐々に客席も温まっていく。

お次は、Sua Thanapon。客席は一気にヒートアップ。見た目的には、長渕剛と内田裕也を足して二で割って小さくして人を良くした感じ、とでも言えば良いだろうか。地声が小さいのか、PA的にヴォーカルのレベルを下げすぎているのかして、ちょっと迫力的には物足りないが、曲がとても良くできている。観客がほとんど歌えるところが凄い。

トリは、Tik Shiro。全身黄緑の上下ジャケットというちょっと凄まじいステージ衣装が良く映えている。歌唱力は微妙だが、踊りが悪くない。ダサ格好良いとでも言えば良いだろうか。思わず観ていて引き込まれてしまう。マイクの持ち方にも変なこだわりがあったり、踊りの最中に髪をとかしたりと、小技も効いているように感じた。ブレークダンスや何かで、タイでは一世を風靡した存在とか。

昨年は、生バンドによる演奏だったのが、今年はカラオケになっていたのが残念。特に後半の二人は生バンド付きで観てみたかった。

昨年も感じたことだが、一体大阪のどこに、これだけのタイフリークが潜んでいたのかと思う。これで入場料150円は安い。