2011年10月26日水曜日

20k

前半は文化遺産めぐりみたいになってます・・・

映画「新世界の夜明け」

中国系マレーシア人の林家威(リム・カーワイ)監督による、大阪の新世界を舞台にした作品。

現代アジアの微妙なバランスというか、ボーダーレスな感じがとても良い。

爆発的な発展を遂げる中国・北京と、停滞を続ける日本の中でも更に時が止まったかのような大阪・新世界が対照的に描かれる。

ストーリー:

北京の若い女の子「ココ」は、経済的に豊かな環境に育った今どきの女の子。 「ココ」は仕事で忙しい彼氏の元を飛び出し、ビジネスクラスの飛行機で日本の大阪に向かう。最高のクリスマスを過ごすはずが、友人に紹介されて辿り着いた先は、新世界にある1泊1,200円のゲストハウス。ゲストハウスの2代目経営者「マサノブ」と出会い、 持っていたイメージと全く違う「日本」や、知られざる「中国」と新世界で遭遇する 「ココ」。最初は全く心を閉ざしていた「ココ」と新世界の人々は、次第に心を開いていく・・・。

日本は今や決してアジアで最も豊かなわけでも、最も発展しているわけでもない。でも、だからといって、悲観的になりすぎる必要もない。そんなことを感じさせる映画。

2011年10月20日木曜日

10k

夜でもそれなりに走りやすいコース。

2011年10月18日火曜日

今さら純正

シリコンプラグコード化に伴い、プラグもイリジウムに!と思ったのに、対応製品見つけられず。

イリジウムは@1,500円くらいを覚悟していたが、白金のNGK製「BR6ES」は、何と@472円。

それでも着火は明らかに改善。音も静かになったから良いけど。

2011年10月12日水曜日

広告「大阪ウドー音楽事務所: エアロスミス日本公演」

大阪ウドー音楽事務所による一連のシリーズ。僕が知っているのは:

  •  「イヤホンごしじゃ、心まで震えないだろ? - デフ・レパード、11月5日、グランキューブ大阪。」
  •  「エアロスミスのLIVE会場は、最強のパワースポットかもしれない。 - エアロスミス、12月6日、京セラドーム大阪。」
  • 「 1億円のギターを弾いた男。 - エリック・クラプトン、スティーヴ・ウィンウッド、11月21・22日、大阪城ホール。」
まあ、この3本は申し訳ないけど、「それなり」だと思う。

面白かったのはこれ:
  •  「たい焼きの奪いあいで解散寸前になった。ロックだな。 - エアロスミス、12月6日、京セラドーム大阪。」
これは悪くない。ストーリーを知っていてもいなくても。

2011年10月11日火曜日

CD「Food for Thought / J.B.'s」

1972年リリースの1stアルバム。

「Doing it to Death」と比べると、ファンクのグルーヴよりジャズの整合感が優っているように感じる。楽器としてのJBのヴォーカル比率も少ない。

とは言え、これはこれでとてつもなく格好良い。クラシックの#1、2はもちろん悪くないし、#4、6、8、10はヤバい。

何でこんなの作って売ろうとするかな?

2011年10月7日金曜日

書籍「福島 原発と人びと / 広河隆一」(岩波新書)

雑誌「DAYS JAPAN」編集長のジャーナリスト広河隆一による一冊。

個人的には、映画「NAKBA」に続いて2作目の広河作品。映画より格段に情報量が多い分、ジャーナリストとしての立場がより明確に現れているように感じる。

数々の興味深いテーマがあるが、中でも興味深いのは、

・作業員の見た実態
・御用学者による「安全キャンペーン」
・事故の隠蔽とそれを可能にしたメディア
・現地の雰囲気
・チェルノブイリとの比較

 といった項目だろうか。何の検証もなしに、東電発表、政府発表のデータを垂れ流したメディア・・・という指摘は、本当に耳が痛い。

そして、「放射線の影響は、笑っている人には来ません。クヨクヨしている人に来ます」という発言には、笑いを通り越して、背筋が冷たくなる。

少しでも多くの人に読んで欲しい一冊。