2011年8月13日土曜日

七人の部長@大阪・ウィングフィールド

おっさん達が女子高生役というだけで既におかしい。ある意味反則かも。

とは言え、安心して観られるのは流石。2,000円でミニシアターって悪くない。

2011年8月10日水曜日

CD「首張個人創作專輯 / 舒米恩(SUMING)」

ユニークなアルバムだ。

#1と#2はいかにもなワールド系なのに、いきなり打ち込みでダンサブルに。それが2曲続いたと思ったら、笛のインスト#5が。

ただ不思議と不自然な感じはなく、いずれも曲が良くできていて楽しい。

郭英男で一躍メジャーになった#7も、ピアノと女声ヴォーカルがフィーチャーされて全く異なった趣き。

希代のメロディーメイカーとしての才能が光る。

2011年8月9日火曜日

DVD「思草歌 / 一青窈」

大して期待もせずに観始めた2008年の一青窈ライブDVD。最初は洗い物の間のBGMにでも、と思っていたのに、徐々に引き込まれる。

小さなホールで二部構成の本作。ピアノ一本で半生を辿る前半が特に素晴らしい。彼女が「うたうたい」であることがよくわかる。

2011年8月6日土曜日

書籍「ドキュメント東京電力~福島原発誕生の内幕 / 田原総一朗」(文春文庫)

1980年に書かれた作品の新装文庫復刊版。

東日本大震災による福島原発事故対応のまずさだけを見ると、東電ってどんだけずさんやねん!とか、だから大企業は・・・と安易に思ってしまいがちだが、それだけではないことがわかる一冊。

原発誕生の内幕だけでこれだけの内容になるわけだから、今回の事故でも、表に出てこない話は相当あることは想像に難くない。

東電を擁護する気にはならないけど、福島原発の誕生は、東電が東電なりの筋を通した結果だったということなのだろう。国家による電力管理体制への抵抗と、原発導入の経緯といった点は非常に興味深い。

結局のところ、日本という国のガンは官僚だと思ってしまう。