2009年10月30日金曜日

CD「Sleepwalking Through The Mekong / Dengue Fever」(Soundtrack)

誓ってもいい。これは日本では絶対に売れない。でも、とてつもなく格好良い。

そもそもメンバー全員がアメリカ人にもかかわらず、クメール語で歌えるカンボジア人ヴォーカルを加入させる、という時点でどうかしている。

民族楽器のサウンドを取り入れたサイケデリック・ロックのようなバックに、アジア歌謡的コブシの効いた歌唱とメロディーが乗ってくる。バンド名そのままの強力な伝染性。たまに挿入されているインスト曲も素晴らしい。昨年発表のアルバムがiTunes Storeでbest world music recordに選ばれたりとか、P.ゲイブリエルが絶賛するのも納得の完成度。

日本のラジオとかではかけにくいことこの上なさそうな一枚、と言えるかも。

2009年10月20日火曜日

CD「Backlash / Bad English」

今更ながら買い直してみた18年前にリリースのアルバム。僕にとって夏の一枚と言えばこれ。他にそんなこと言ってる人は聞いたことないけど。

理由は超個人的。学生時代の夏休み、僕は毎年、水泳指導のアルバイトのために帰省していた。その時に車の中のカセットで聴きまくっていたアルバムだから。思えば、そのときで既にリリースからは何年か経っていたことになる。めちゃくちゃアメリカンなアルバムだけど、それが車社会の愛知という土地にも凄く合っていたし、関西に比べて大陸的な暑さもあって、とにかくドライブ中はリピートしまくっていた。一緒にバイトしていた連れが、横で彼女に電話している時にはアホみたいにボリュームを上げたりしながら。

全然売れなかったアルバムのはずだけど、今あらためて聴いてみても完成度は高い、と思う。ただ、シングルとしてよりも、流れの中で聴きたいアルバムと言えるかもしれない。というのも、例えば#2のStraight To Your Heartという曲。好きな曲だけど、これだけをかけてもどうもイマイチ盛り上がらない。あくまで、前にSo This Is Edenがあって活きる曲ではないかと思う。

それと、やっぱりNeil Schonは良い。因みに、ヴォーカルとの相性で言えば、僕はSteve Perryよりも、John Waiteの方が良いように思うのだが、どうだろう。

2009年10月11日日曜日

2009年10月7日水曜日

KWMF2009

2度目のかわちながの世界民族音楽祭。

毎回そのセレクションと言うか、ラインナップには脱帽してしまうけど、今回も凄い。

クラブジャズ系のNew Cool Collectiveに、親指ピアノのサカキマンゴー、関西サルサのBanda Libreに、大阪の誇る世界ののこぎり奏者サキタハヂメ。そんな中で今回僕が観たのは、NCCとサキタハヂメの2組。

まずはサキタハヂメ。どうもキワモノ的見方をされてしまう気がするサキタ氏だけど、彼のソングライティング能力はなかなか素晴らしい。確かにオーディエンスを飽きさせないためには、オリジナル以外の曲も演らなくてはいけないのだろうけど、全てオリジナルで構成して欲しいと思ってしまう。また、実際にのこぎりに触れてみないと、彼の演奏技術がいかに凄まじいかが伝わりにくい、というのも辛いところかもしれない。今回のセットでは、半分以上がオリジナルという構成。但し、楽器の特性上というか、エキサイトメントみたいなものは、なかなか感じられない。

そして、NCC。今回はアンコールで地元高校吹奏楽部との共演があり、それがなかなか微笑ましくて良かった。勿論高校生にはかけがえのない体験になったことだろうけど、クラブジャズ系でありながら、こういうオーケストレーションというか、ビッグバンド的アレンジができてしまうというのは珍しいのではないか。また、高校生が参加しているということで、その保護者や友人といった地元に密着した幅広い年齢層のオーディエンスが訪れていたことが、会場の雰囲気をさらに素晴らしくしていたように思う。勿論バンドの演奏も良かったけど。

もう少し行きやすかったらさらに良いのだけどなあ。

2009年10月3日土曜日

動画試行

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取り敢えず初めてってことで。
勢いで作ったので作りこみが甘いけど。