2008年12月27日土曜日

映画「相原信洋特集上映(Fプロ)@神戸映画資料館」

念願の神戸映画資料館。

もっとアングラな感じかと思っていたけど、お洒落な感じでびっくり。雰囲気は悪くない。もともとその成り立ちというか、コンセプト的な部分には共感していただけに、応援したい限り。

ただ、今回観た「相原信洋特集上映」は僕にはちょっとキツかった。まあ、元々アーティスティックなセンスはない方だと思うけど、それを思い知らされたというか。1時間ほどの上映(短編数本)の間に、3回落ちたことを告白しなければならない。疲れていたとはいえ・・・情けない。

次回はもうちょっと普通のものを観に行こうと思う。

2008年12月15日月曜日

車椅子バスケ

自分が情けない。

今日は朝から第31回近畿車椅子バスケットボール選手権を見に明石へ。前回車椅子バスケを見たのは、大阪市中央体育館での国際親善試合だったが、衝撃は今回のほうが上。やはり数10m離れたスタンドから見るのと、コートレベルで見るのは違う。試合の合間に選手の話を聞いたのも大きい。

そして、「リアル」。8冊を一気読み。「スラムダンク」が何故にそこまで支持されるのかわからないところがあったが、井上雄彦の凄さをようやく垣間見た感じ。30半ばにもなってマンガに感動するのもどうかとは思うが、信じることに突き進む重要さは変わらないはず。

信じるものさえ見えていない自分を恥じる。

2008年12月11日木曜日

映画「光彩~ひかり~の奇跡」

それなりに期待していただけに残念。

内容としては、ドキュメンタリーで、メイクアップやカラーセラピーで活躍していた女性が病気を患い、視力を失い、余命を宣告される。徐々に残り少なくなる人生の中で、自ら絵を描き始め、それが人の心を癒し、自らも生きる力を得る・・・。大まかに言えばこんな感じのお話。

12月5日時点では、まだ編集中だったのかもしれないが、映像と音の作りこみ、挿入される歌の完成度、構成など粗い部分が目に付いてしまう。

テーマとなっている、「色と癒しの絵」がはっきり言ってしまえば胡散臭い。これは僕が色盲だからとか、美的センスが欠如しているからという理由によるものなのかもしれない。ただ、カラーセラピーというのは、宗教の一歩手前のように思えなくもない。本当に凄い芸術とか考え方いうのは、そうした要素を持ち合わせているのかもしれないが。

僕がこの映画を批判的に、嫌悪感を持って観てしまうのは、正直なところ、論理的な理由ではなく生理的な理由による。

人を不快にする前向きさというものがあると思う。主人公として登場する女性は、この類の前向きさに溢れた人物で、仕事の内容、考え方、喋り方は僕が最も嫌悪するタイプ。そして、ある人物にとても似ているということを、観ながらずっと考えていた。

というわけで、冷静に観られていないので悪しからず。

2008年12月6日土曜日

CD「Music Hole / Camille」

渋い。

全曲最高とは言わないが、はっきり言って格好良い。

現代的なリズムと声の持つ可能性を追求したアルバムだと思う。全体を通じての、エキセントリックな雰囲気が良い。

SEや英語/フランス語の使い分けなんかにも、よくわからんがこだわりというか、インテリジェンスみたいなものを感じてしまう(←このへん、ちょっと受け売り)。

車や家で流すのではなく、ヘッドフォンやスタジオで細部まで聴きたくなる。ライブも凄そうだ。

良かったのは、#1,2,7,11といったところ。

2008年12月4日木曜日

映画「地球のヘソ」

悪くない。

もっと言えば面白いと思う。ただ、知っている人が割に出ているのと、かつて住んでいた京都の映画ということで、客観的になれていない部分があるかもしれない。

50年後の京都が舞台。日本料理や伝統芸能を外国人が日本人に教えるなど、すっかり外国人の街になってしまった京都にやって来る日本人の女の子と、ある夫婦を描いている。

好きなシーンは、料亭の厨房での桂剥きと、ヤクザの親分がハッパをかけるところ。ヒロインを演じる山内明日が超かわいい。

いろいろなフリはあるけど、多分それほどのメッセージ性はないんじゃないかと思う。込められた意味とか、多文化共生なんていう視点で観るより、笑って観るのが正しい映画と思うが、いかがか。

2008年12月1日月曜日

放出最後の日


いや、ええところやと思うよ、
ほんまに。

<2008年10月26日>