2011年7月20日水曜日

Cippo on Cav

カヴェンディッシュが止まらない。今年のツールだけで4勝目、26歳にしてグランツール通算では29勝目となり、初のマイヨ・ベールも手中に収めつつある。

19日付の英紙Independentに掲載された、カヴェンディッシュに関するチポリーニのコメントが興味深い。

"Cavendish is 100 times better than me."

"In eight pedal strokes, he hits his top speed. On top of that, when it comes to the sport Mark is enthusiasm personified."

(Cavendish is the) "man to beat, so logically he's the one who finds himself constantly in the sights of both his enemies on the bike and race officials. Personally, though, I've never seen him do a disloyal or incorrect manoeuvre on the bike, with the possible exception of once at the Tour de Suisse in 2010."

個人的には、勝つべくして勝つ、というところが本当に凄いところだと思う。スプリンターらしい直情型のキャラクターも魅力的だ。

2011年7月15日金曜日

「生ぬるいやつ」求ム

最近は、毎日どこかで熱中症対策を目にしたり耳にする。水分補給は基本中の基本。

コンビニでは、ミネラルウォーターだけで、かなりのバリエーションを揃えているけど、なかなかないモノがある。「生ぬるい」ミネラルウォーターだ。

冷たいものは間違いなく必要だけど、ぬるいものが欲しい時って結構ある。水分補給用にカバンに入れておきたい時とか、自転車のボトル補給用に買う時などは、そのままにしておくと、カバンなり自転車なりがべちゃべちゃに濡れてしまう。車に乗っている時も同じ。

コンビニなり、自販機で「生ぬるい!」「冷えてません‼」っていうコピーも悪くないと思うんだけどなあ。 (まあ、コンビニの場合、頼めばく出してくれるんだろうが)

2011年7月14日木曜日

ありえない落車

今年のツール・ド・フランス、落車によるリタイヤが多発している。連日ニュースで目にする人数はかなりの数に上るが、過去の例をみると、どうやら今年だけが特別に多いというわけではないようだ。

7/12付の英紙independentによると、第9ステージを終えた時点でツールを去ったのは19人。

この数字は、全参加者の9.09%にあたり、1997年以降、この数字を上回るリタイヤが、第9ステージ終了時点であった年が4度もあるという(2003年は26人!!)。

では何故、今年のツールでこれほど落車・リタイヤがクローズアップされるのか。

巻き込まれた有力選手の多さと、第9ステージで起こった落車のインパクトの大きさに原因があるのかもしれない。特に第9ステージで起こった、フランス国営テレビ車両による落車は、僕も長年ツール中継を観ているけど、目を疑った。

メディアカーが逃げ集団5人のうち2人をはねるとは、あり得ない話。しかもド平坦で。こうした事故は、仏紙L'Equipeによると1977年以来らしい。

さあ、明日からはいよいよ山岳!!