2008年8月10日日曜日

夏の衝撃波08

「ソニック」って何と訳すんだろう?

会場に着いたのは、午後5時前というやる気のなさ。ついて早々に同行者がビールを求めたので、オアシススペースへ。勿論僕はお茶。同行者はコロナが薄いと文句を言っている。飲みながら、取り敢えずBoom Boom Satellitesを観に丘の上に向かう。

ヨーロッパで人気を得たらしい、とか、テクノっぽいロックらしい、といった前評判のみで行ってみたが、なかなか悪くない。音が厚いように感じたが、今日びそんなものはどうにでもなりそうだという気もする。いまどきといえばいまどきの雰囲気。数曲を見終わったところで、一人丘の上を離れ、再びオアシスへ向かい、タバコを吸う。

スポンサーはマルボロ。一人でタバコを吸っているのに、キャンペーンの声をかけられないのはなぜだろう。散歩がてら公園舞台を通りかかると、SKINDREDが目に入るが、残念ながら好みじゃない。

そしてそのままメインの海舞台へ。Alicia Keysを待つこと約10分。ステージが始まる。格好が微妙にダサいが、歌は素晴しい。2曲目が印象的だった。中盤はちょっとダレたような気がしなくもないが、それはこちらの予習不足かも。もっとソウル寄りになってくれればと思う。アンコールでNo Oneは演ったが、Like You'll Never See Me Againは結局演らず、割とあっさり終わる。

海舞台を離れ、再びタバコを吸いにいくと、CAFÉ TACVBAのステージに尋常じゃない数の人が上がっているのが目に入る。しかも聴いたことのある曲だ。近づいてみると、恐ろしいほど客が集まっていない。同行者を探したが見つからないまま、ステージに見入る。出来は悪くない、というか、良い。微妙にスカした感じが格好良い。ヴォーカルのオリジナリティとユニークなダンス、そしてキーボードのサウンドが、他にはない色をつけている。フロントマン4人がドラムのリズムに合わせて楽器を持たずにダンスだけするってのもなかなか斬新だ。客の入りは最低だったが、この日の一番はCAFÉ TACVBAだろう。

CAFÉ TACVBAを途中で後にして、再び丘の上へ。Fatboyのステージは既に始まっていた。ステージの上には、DJテーブルとFatboyのみ。こういうDJステージを見るのは初めてだ。巨大なスクリーンの映像とシンクロしたサウンドは、現代音楽というのはこういうものかと思わせる。もろにおっさんの意見だな。一人でステージに立ち、数千人を踊らせるというのはどんな気分なんだろう。ツナギなどは勉強させてもらいました、という感じ。

COLDPLAY後でもシャトルバスは5-10分待ちで乗ることができた。ボランティアの皆さんに感謝。

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