2011年9月9日金曜日
CD「Ayubowan(Namaste) / Bathiya and Santhush」
スリランカを代表する男性デュオBnSことBathiya and Santhush、2007年のアルバム。
今年初めに、インド、スリランカ、バングラデシュの共催で行われたクリケットのW杯開会式でスリランカ代表としてパフォーマンスを披露したアーティストというのが、わかりやすい紹介になるだろうか。
Hip-Hopをベースにしながらも、メロディや楽器にスリランカらしさを適度に残しているところが素晴らしい。このアルバムでは、女性シンガーAshanthiの活躍が光る。同じスリランカのIrajとかCentigratzと比べると良い意味で親しみやすいポップさが魅力だと思う。
このアルバムではかなりインド市場を意識した作りになっていて、ライナーを読むと、スリランカ⇒インド⇒アラブ圏⇒UKと展開を図りたいらしい(韓国⇒日本⇒中華圏⇒北米みたいなもの⁉)。
スリランカ・フェスティバル2011(9/10-11@代々木公園)をきっかけに、少しでも多くの人に知ってもらえると良いのだけれど。
今年初めに、インド、スリランカ、バングラデシュの共催で行われたクリケットのW杯開会式でスリランカ代表としてパフォーマンスを披露したアーティストというのが、わかりやすい紹介になるだろうか。
Hip-Hopをベースにしながらも、メロディや楽器にスリランカらしさを適度に残しているところが素晴らしい。このアルバムでは、女性シンガーAshanthiの活躍が光る。同じスリランカのIrajとかCentigratzと比べると良い意味で親しみやすいポップさが魅力だと思う。
このアルバムではかなりインド市場を意識した作りになっていて、ライナーを読むと、スリランカ⇒インド⇒アラブ圏⇒UKと展開を図りたいらしい(韓国⇒日本⇒中華圏⇒北米みたいなもの⁉)。
スリランカ・フェスティバル2011(9/10-11@代々木公園)をきっかけに、少しでも多くの人に知ってもらえると良いのだけれど。
ラベル:
cd
2011年9月4日日曜日
CD「The Adventure of Bernie the Schoolboy / Joanna Wang」
これは事件だ。
この作品だけでもかなりの完成度だとは思うけど、これまでの王若琳と言えば、「台湾のノラ・ジョーンズ」などと呼ばれる少しスモーキーな歌声が特徴の、ちょっとオシャレ系華流シンガーだったのだが、この3rdアルバムではその面影は全くない。
ロジャー・ジョセフ・マニングJr.がサウンド・デザイナー兼アレンジャーとして参加しているということだが、モロにそんな音作り。全曲英語で、発音も全く違和感がないから、初めて聴いた人はまさか台湾のシンガーとは思わないだろう。
アルバムコンセプト、アートワークもここまで徹底すると見事の一言。まあ、好きかと言われると微妙なところはあるけれど、これはひょっとしたらひょっとするかもしれない。
そんな可能性を感じさせる一枚。
この作品だけでもかなりの完成度だとは思うけど、これまでの王若琳と言えば、「台湾のノラ・ジョーンズ」などと呼ばれる少しスモーキーな歌声が特徴の、ちょっとオシャレ系華流シンガーだったのだが、この3rdアルバムではその面影は全くない。
ロジャー・ジョセフ・マニングJr.がサウンド・デザイナー兼アレンジャーとして参加しているということだが、モロにそんな音作り。全曲英語で、発音も全く違和感がないから、初めて聴いた人はまさか台湾のシンガーとは思わないだろう。
アルバムコンセプト、アートワークもここまで徹底すると見事の一言。まあ、好きかと言われると微妙なところはあるけれど、これはひょっとしたらひょっとするかもしれない。
そんな可能性を感じさせる一枚。
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