2008年5月7日水曜日

タバコにまつわる幾つかの話

最近感じることなのだが、大阪というのは、タバコに関してとても寛容な気がする。例えば、僕の職場。一般の人々も出入りする商業ビルの一角なのだが、つい最近まで、オフィスは禁煙なのに通路での喫煙は黙認されていた。この4月から完全禁煙になったのだが、痛いとはいえ、当然のことと思う。

電車の駅などの喫煙コーナーにしても、なんだかんだ言いつつ結構残っている。地区や通りの禁煙化も、たまに訪れる名古屋なんかと比べるとゆるい気がするし、歩きタバコをする人の頻度も高いと思う(自戒も含む)。

そういえば、新しい(といっても既に数年経っているけど)型の近鉄特急の喫煙コーナーは酷い出来だ。車両と車両の間の通路に沿って設けられているのだが、通路と完全には遮断されておらず、煙がもれまくっていて、避けては通ることができない。確かに吸煙機は窓際に設置されているものの、パワーはいまいちだ。そしてさらに酷いのが灰皿。窓際に沿って片側3つずつあるのだが、1時間もたつと、必ずと言って良いほど6つのうちいくつかでは火事が発生し、大量の煙をまき散らしている。新幹線のN700系の喫煙スペースも電話ボックスみたいで、恐ろしくスペースが狭く、かなり吸う気が失せる代物だが、あれの方が本来の目的には近いものだろう。

ところで、taspoが近く始まる。だが、未だに僕の周りでは登録をした人にお目にかかったことがない。僕はこれ以上個人情報をばらまきたくないから、多分登録はしない。taspoについては様々な問題が指摘されているけど、まあ思い切ったことをしたものだと思う。これで半分とは言わないまでも、3-4割は喫煙者が減る、若しくはJTの売上が減るのではないかというのが僕の予想。

タバコを止めようかな、という意思の問題ではなく、止めざるを得ない環境が着々とできていっているように感じる。それはそれで悪くないことなのかもしれないけど。

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