2008年5月5日月曜日

ミュージカル「祝祭音楽劇 トゥーランドット」

久々にミュージカルなるものを観た。目的は、張恵妹。

ストーリーは、結構なアレンジが加えられていて、Wikipediaで見たものとは結構違う。違うことは良しとしても、格調がなくなってしまっているように思えたのが残念。

キャストの岸谷五朗と中村獅童は流石の存在感だった。予想外だったのは、なっち。嫌味のない一所懸命さが出ていて良かった。ちょっと偏見を持っていたことを謝りたい感じ。

張恵妹は・・・・・ちょっと残念だったかもしれない。役どころとしても、お人形さん的というか、お客様的な扱いだったと思う。歌のシーンもそれほど多くはないし、全て日本語なので、上手さが残念ながらそれほど感じられなかった、というのが正直なところ。歌手としてのステージを観たことがあるわけではないので、何とも言えないが、もっと凄いと思うのだけど。

キャストも豪華だし、プロダクションもワダエミや宮元亜門で、お金がかかっているのはわかるけど、7,000円というチケット代に見合うかというと答えは否だと思う。

ただまあ、これはあくまで、ロンドンで観ていたものと比べると、という話。常設の専用劇場がいくつもあるような環境ではないし、そうあるべきかどうかというと微妙ではある。国立文楽劇場や繁昌亭はあるわけだし。

0 件のコメント: