「マッハ!」「トム・ヤム・クン!」の監督プラッチャヤー・ピンゲーオによるタイのカンフー・アクション映画。ジージャーなる少女がなかなか凄いアクションを披露する。
ストーリーは、発達障害を抱えながら、天才的な格闘技の能力を持つ少女が、幼なじみと協力しながら、病気の母を助けるためにマフィアと対決していく、というもの。その中で、父親が阿部寛演じる日本のヤクザであることから、日本料理店や日本でのシーンなんていうのも登場する。
感想は・・・悪くはない。確かに、女優としてよりは格闘家としてキャリアを持つジージャーのアクションは凄い。特に蹴りは美しいし、キレがあると素人目にも感じる。
ただまあ、カンフー映画によくあることではあるけれど、ストーリーはどうでもいい感じ。特に、この作品は、結構シリアスさを売りにしているように思う。発達障害をそれなりに重く描いているし、「笑える」というようなシーンはほとんどない。
僕の趣味で言えば、こうした類の映画で、ストーリーがそこまでのものではないのであれば、アクション+αの何かが欲しい。例えば、笑いであったり、セクシーさであったりというような。
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