2009年1月22日木曜日

1区特別回数券 VS 回数カード

大阪市営地下鉄のお話。

しょうもないことだが、どちらが得なのかを考えてみたい。

1. まず単純にパーセンテージでいえば、1区特別は2,000円で2,400円分なので20%、回数カードは3,000円で3,300円分なので10%。というわけで、1区特別のほうがお得だといえる。

2. だが、実際はちょっと事情が異なる。というのも、1区特別の場合、200円以上の区間に使用した場合、超えた額を実費で支払わなければならず、割引がないためだ。というわけで、いくつかの例で考えてみたい。尚、すべての例は、それぞれのカード1枚以上の金額とし、割引の金額で考えるものとする。

例1) 200円区間17回の乗車に使用した場合
<普通> @200x17=3,400(割引額: 0)
<回数> 3,000+(100-10)=3,090(割引額: 300+10)
<1区> 2,000+(166x5)=2,830(割引額: 400+170)

例2) 270円区間13回乗車
<普通> @270x13=3,510(割引額: 0)
<回数> 3,000+(210-21)=3,189(割引額: 300+21)
<1区> 2,000+(70x13)+(166x1)=3,076(割引額: 400+34)

ここまでなら1区特別が圧勝のような気がするが、これは、1乗車につき34円のアドバンテージがあるからなのかもしれない。ならばそれを上回る区間ではどうなのか。

例3) 360円区間12回乗車
<普通> @360x12=4,320(割引額: 0)
<回数> 3,000+(1,020-102)=3,918(割引額: 300+102)
<1区> 2,000+(160x12)=3,920(割引額: 400)

確かに、この場合であれば、回数カードのほうが上回る。ただ、毎回340円以上の区間に乗るわけでなければ、1区特別が最適解(いちいち精算が面倒だけど)だと思うのだが、いかがだろうか。考え方、間違ってる?

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