2008年11月24日月曜日

韓国再訪


9月末に韓国へ行った。昨年末に続いて計3回目の韓国は、またしてもソウル。

前回は、10年ぶりで余りに見くびって(?)いたため、ソウルの都会さ加減にびっくりしただけだったが、今回はもう少し冷静に見ることができたように思う。

思うにソウルの魅力というのは、相反する要素を併せ持つ多面性というか、懐の深さにあるのではないかと思う。

例えば、西洋と東洋。オフィス街と隣り合う市場とか。特に今回感じたのはスーパーに行った時。一見日本のものとあまり変わらないように思ったのだが、やはり肉や惣菜のコーナーは独特で、匂いもすごく、異様なまでに西洋化の進んでしまった日本のものとは確実に異った発展を遂げていると思ってしまう。

もう一つは近代と現代。これは前回も感じたことだが、例えば、街中でもオフィス街とかおしゃれな地域ではなく、生活感の漂うような地域では、電線の処理が結構凄いことになっている。このあたりは、まだ近代と現代が混在しているんだろうなあと思う(国民性だったりして)。

でも、こうした相反する要素を併せ持つというのは、僕はなかなか好ましいことだと感じる。それを受け入れる社会的なゆとりとでも言えば良いだろうか。

日本と韓国は、お互い過剰に意識し合い、同時にコンプレックスを持っているように思う。これはやはりいろいろな意味で、最も近い国だからだろう。

今回帰国して感じたのは、あまりの違和感のなさ。4泊したのに全然海外に行っていた気がしない。確かに飛行機に乗っている時間も短いけど。

次はプライベートで行ってみたい。

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