2008年9月15日月曜日

Mr. O

僕が所属していながら、全然参加できていないバスケのチームがある。そこの長がMr. Oだ。歳は50を越えたくらいだろうか。知り合ってもうそろそろ10年くらいになるはずだ。未だ現役というところが凄い。

最初の印象は、元気で調子の良いおっちゃんやなあ、という月並みなもの。チームの練習に参加するうちに、彼のバスケ指導というか、理論はそれほど優れているわけではないと感じた。

仕事の忙しさなどで徐々に練習に参加できなくなっていき、2年間の海外生活や、ケガによる1年間のリハビリ生活があったこともあり、僕はチームから遠ざかっていった。でも、そんな中でもMr. Oは温かかった。決して順風満帆ではないチーム運営がありながら、連絡をしたときには必ずと言って良いほど、温かい言葉をかけてくれた。

僕は正直に言って、以前ほどバスケに対して情熱があるわけではない。でも、Mr. Oの思いには何らかの形で応え、恩を返さなければならないと思う。何のお金にもならないバスケットに対して並々ならぬ愛情を注ぎ、自分のチームメイトにはどこまでも優しいMr. O。ほとんど仏の領域だとすら思う。その姿勢は見習いたいものだ。

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