この暑いのにランニングを再開。この歳になって初めて、走ることが意外に楽しいことに気づく。
元々「走る」ことは好きじゃなかった。練習のための練習みたいだし、ボールを追ってるわけでもないのに、何で走らなきゃいけないんだ?運動神経が試されるわけでもない点もマイナス。あんなもん、他にスポーツできない奴がやるもんだろ?的な。
でも、昨年奈良マラソンに備えて1、2ヶ月前から練習を始めたときは、これまでとは少し様子が違った。
しばらく継続して走ることで、フィジカルがフィットになるのは当然としても、メンタルへの影響が少なからずあった。走ることで頭がすっきりするような。もちろん、走ったからって、抱えている問題が解決するわけじゃないし、素晴らしいアイデアが次々湧いてくるなんてことはありえない。
ただ、少なくとも走っている間は、仕事や家庭の諸々は考えないからリフレッシュにはなる。他の選択肢で言うと、自転車じゃ夜はダメだし、バスケは1人じゃできない。そういう意味で、今の僕にとって、ランニングは消去法的な選択だったとも言える。
走りながら自分の体と向き合い、対話ができるというのは幸せなことだ。
村上春樹ではないが、走ることで人生は、ほんの少しだけマシになる・・・ような気がする。
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