2011年7月14日木曜日

ありえない落車

今年のツール・ド・フランス、落車によるリタイヤが多発している。連日ニュースで目にする人数はかなりの数に上るが、過去の例をみると、どうやら今年だけが特別に多いというわけではないようだ。

7/12付の英紙independentによると、第9ステージを終えた時点でツールを去ったのは19人。

この数字は、全参加者の9.09%にあたり、1997年以降、この数字を上回るリタイヤが、第9ステージ終了時点であった年が4度もあるという(2003年は26人!!)。

では何故、今年のツールでこれほど落車・リタイヤがクローズアップされるのか。

巻き込まれた有力選手の多さと、第9ステージで起こった落車のインパクトの大きさに原因があるのかもしれない。特に第9ステージで起こった、フランス国営テレビ車両による落車は、僕も長年ツール中継を観ているけど、目を疑った。

メディアカーが逃げ集団5人のうち2人をはねるとは、あり得ない話。しかもド平坦で。こうした事故は、仏紙L'Equipeによると1977年以来らしい。

さあ、明日からはいよいよ山岳!!

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