2011年11月12日土曜日

書籍「走ることについて語るときに僕の語ること / 村上春樹」(文藝春秋)

僕にとっては「アンダーグラウンド」でついていけなくなって以来の村上作品。

昔からこの人が走ったり、泳いだりしているのは知っていたけど、これほどまでにシリアスだったとは。

そのトレーニングのメニューは、なかなか凄まじいけど羨ましい限り。

「走る」ということが、2005年に出場したニューヨークマラソンを軸にして自伝的に語られる。

これを読んで走りたくなる人はあまりいないかもしれないけど(そういう人には、たぶん無理)、既に走っている人にはたまらない作品だと思う。

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