like a rolling stone
そろそろ人生の半分を関西で過ごしていることになる似非関西人。あらゆる種類の乗り物をこよなく愛する、大人気ない奈良県在住の38歳。
2011年11月12日土曜日
書籍「走ることについて語るときに僕の語ること / 村上春樹」(文藝春秋)
僕にとっては「アンダーグラウンド」でついていけなくなって以来の村上作品。
昔からこの人が走ったり、泳いだりしているのは知っていたけど、これほどまでにシリアスだったとは。
そのトレーニングのメニューは、なかなか凄まじいけど羨ましい限り。
「走る」ということが、2005年に出場したニューヨークマラソンを軸にして自伝的に語られる。
これを読んで走りたくなる人はあまりいないかもしれないけど(そういう人には、たぶん無理)、既に走っている人にはたまらない作品だと思う。
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