2010年12月31日金曜日

JK Radio Tokyo United

2009年6月26日、M.ジャクソンが亡くなった日にJ-WAVEでオンエアされたという、ジョン・カビラがDJを務める「JK Radio Tokyo United」なる番組を聴いた。第6回日本放送文化大賞準グランプリを獲ったらしい。

病院に心肺停止の状態で搬送されたという第一報から、死亡のニュース、そして関係者への電話インタビューが、通常の放送内容を変更して行われる。5時間半の番組を1時間のダイジェスト番組ではあるけれど、良くできている(←エラそうに)。僕に薦めてくれた人は、ジョン・カビラが自分の感想をほとんど述べずに想いを伝えていることが凄い!なんてことを言っていた。確かに、1時間のダイジェストの中でジョン・カビラが述べているのは、「悲しい」ということと、Heal The Worldの曲紹介で「癒しが必要だったのは、彼自身だったかも」ということ、そして番組のエンディングで自身の幼い時からの思い出くらい。

僕は彼のようなスタイルのDJがあまり好きではないけれど、確かに抑え目のジョン・カビラはちょっと見直した。当然といえば当然ながら、原稿を改めて作り直す時間はなかっただろうから、ほとんど原稿、選曲が決まっていない中でのオンエアだったことは想像に難くない。また、ニュースとしても不確かなところからのスタートだったため、感想が入れにくかったということもあったような気がする。

ところで、ジョン・カビラはどこまで本当に、M.ジャクソンに対する思い入れを持っていたんだろう?残念ながら、僕には最後まで確信が持てなかった。

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