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2012年9月26日水曜日

CD「Prestige / Daddy Yankee」

プエルトリコのレゲトン・シンガー、Daddy Yankeeの6枚目。

良くできたアルバムだと思う。基本は脳天気ラテン系なんだけど、楽曲にフックがある。

#5,7,10,16なんかは、かなりアガる。Pitbullよりこっちの方が好みかも。

2011年12月3日土曜日

CD「Revelator / Tedeschi Trucks Band」

名前だけしか知らなかったけど、なかなか衝撃的に素晴らしい。特にデレク・トラックスは若干30過ぎとは思えない貫禄と枯れ方。

トラックでは#3-5,8,12など。イントロからそのままインストでいって欲しい曲もいくつか。

ソウルのある歌と弾きまくるギター。古いようで新しく、老けているようで若い。

ブルーズロックをベースに、サザン、ソウル、ワールドなどの要素が巧みに取り入れられている。

2011年10月11日火曜日

CD「Food for Thought / J.B.'s」

1972年リリースの1stアルバム。

「Doing it to Death」と比べると、ファンクのグルーヴよりジャズの整合感が優っているように感じる。楽器としてのJBのヴォーカル比率も少ない。

とは言え、これはこれでとてつもなく格好良い。クラシックの#1、2はもちろん悪くないし、#4、6、8、10はヤバい。

何でこんなの作って売ろうとするかな?

2011年9月9日金曜日

CD「Ayubowan(Namaste) / Bathiya and Santhush」

スリランカを代表する男性デュオBnSことBathiya and Santhush、2007年のアルバム。

今年初めに、インド、スリランカ、バングラデシュの共催で行われたクリケットのW杯開会式でスリランカ代表としてパフォーマンスを披露したアーティストというのが、わかりやすい紹介になるだろうか。

Hip-Hopをベースにしながらも、メロディや楽器にスリランカらしさを適度に残しているところが素晴らしい。このアルバムでは、女性シンガーAshanthiの活躍が光る。同じスリランカのIrajとかCentigratzと比べると良い意味で親しみやすいポップさが魅力だと思う。

このアルバムではかなりインド市場を意識した作りになっていて、ライナーを読むと、スリランカ⇒インド⇒アラブ圏⇒UKと展開を図りたいらしい(韓国⇒日本⇒中華圏⇒北米みたいなもの⁉)。

スリランカ・フェスティバル2011(9/10-11@代々木公園)をきっかけに、少しでも多くの人に知ってもらえると良いのだけれど。

2011年9月4日日曜日

CD「The Adventure of Bernie the Schoolboy / Joanna Wang」

これは事件だ。

この作品だけでもかなりの完成度だとは思うけど、これまでの王若琳と言えば、「台湾のノラ・ジョーンズ」などと呼ばれる少しスモーキーな歌声が特徴の、ちょっとオシャレ系華流シンガーだったのだが、この3rdアルバムではその面影は全くない。

ロジャー・ジョセフ・マニングJr.がサウンド・デザイナー兼アレンジャーとして参加しているということだが、モロにそんな音作り。全曲英語で、発音も全く違和感がないから、初めて聴いた人はまさか台湾のシンガーとは思わないだろう。

アルバムコンセプト、アートワークもここまで徹底すると見事の一言。まあ、好きかと言われると微妙なところはあるけれど、これはひょっとしたらひょっとするかもしれない。

そんな可能性を感じさせる一枚。

2011年8月10日水曜日

CD「首張個人創作專輯 / 舒米恩(SUMING)」

ユニークなアルバムだ。

#1と#2はいかにもなワールド系なのに、いきなり打ち込みでダンサブルに。それが2曲続いたと思ったら、笛のインスト#5が。

ただ不思議と不自然な感じはなく、いずれも曲が良くできていて楽しい。

郭英男で一躍メジャーになった#7も、ピアノと女声ヴォーカルがフィーチャーされて全く異なった趣き。

希代のメロディーメイカーとしての才能が光る。

2011年5月21日土曜日

CD「Cannibal Courtship / Dengue Fever」

サウンドトラックだった前作「Sleepwalking Through The Mekong」.と比べると、良くも悪くも聴きやすいというか、かなり洗練されたアルバムに思える。

一聴するともう少しカンボジア的要素が欲しい気もするけど、何回か聴くと結構含まれていることに気づく。一般的には充分かもしれない。

バンドとしてのスリリングなインストも魅力。小さなクラブとか、フェスで大音量で聴きたい。やっぱり格好良い。

2011年2月12日土曜日

CD「He Who Travels Far / Hanggai」

Hanggai(杭盖)というのは、モンゴルの音楽をモダンに演奏する6人組のバンド。現在は北京を拠点に活動を行っているらしい。彼らが昨年リリースしたアルバム「He Who Travels Far」がすこぶる素晴らしい。

僕がHanggaiの「He Who Travels Far」をお薦めする8つの理由:

  1. 吼えるホーミー、炸裂するモリンホール
  2. ヴォーカルは元パンクバンド
  3. BBCでWorld of Musicなる番組のプレゼンター、Mark Colesによる2010アルバム10選のうちの一枚
  4. WOMADにも出演(メタルフェスにも・・・)
  5. ポルトガルのDeolindaらと同じオランダのWorld Connectionレーベルからのリリース
  6. 東洋と西洋、伝統と現代の絶妙なバランス
  7. 全て一発録り!という楽曲の完成度高
  8. 見た目はあくまでフツーのおっちゃん集団
ライブが楽しそうだ。

2010年12月15日水曜日

CD「ガムラン・ユンタ / 大工哲弘,大工苗子&スカル・トゥンジュン」

八重山歌謡とガムランのコラボレーションというシブい一枚。

インドネシアのガムラン音階と沖縄音階が近いということも、ジャワとバリではガムランのスタイルが違うということも、全くの初耳。

でも、キャッチコピーに偽りは無く、フィットしている。めちゃくちゃ格好良いと思う。

2010年9月18日土曜日

CD「Night Song / Nusrat Fateh Ali Khan & Michael Brook」

ヌスラットの素晴らしい歌唱とメロディが西欧的なリズムと音作りで楽しめる一枚。サウンドにはM.Brookの影響が多分にありそうだ。

日本語のWikiでは、このアルバムはマイケル・ブルックによるリミックス、として紹介されている。曲の長さも普通だ(それでも一般的には長い)。

所謂アラフーアラフー的な音を期待すると肩すかしをくうけど、これはこれでかなりの格好良さ。

#1、2、4、6、8あたりが好きかな。

2010年6月17日木曜日

CD「LISTEN UP! THE OFFICIAL 2010 FIFA WORLD CUP ALBUM / V.A.」

サッカーのワールドカップが始まった。僕のような素人にも、出場している選手達の本気度がひしひしと伝わってきて面白い。

ところで、そのワールドカップ開幕の2日前に発売されたのが、この「Listen Up!」というオフィシャル・アルバム。ソニー所属のアーティスト達とアフリカのミュージシャン達とのコラボレーションを中心に収録されている。

内容的には、こうしたコンピの中ではピカいちじゃないかと思う。ポイントは、

  • R.Kelly、Shakiraによるオフィシャルソング(因みに、PITBULLはオフィシャル・マスコット・ソング)!
  • 日本代表でMISIAも参加!!
  • ネルソン・マンデラのボイス入りソングも!!!
というところだろうか。

因みに、R.Kellyの曲は佳曲ではあるけど、サッカーじゃないかも。曲調もそうだし、R.Kellyだとバスケットのイメージが強すぎる。それなら、今年のバスケ世界選のオフィシャルソング作ってくれよ!と思ってしまう。好きだけど。そういう意味では、Shakiraの方が断然ハマっている。

MISIAも良い。当初は日本盤のみの収録予定だったということだが、確かにこれを日本盤だけにしておくのは勿体無い、と感じさせる出来。

まあとにかく、これは買って持っておきたいアルバムだと思う。欲を言えば、全曲オリジナルというか、初出にして欲しかった。

2010年5月8日土曜日

CD「Eagle / Mamer」

昼間に郊外をドライブしながら聴くには最高の一枚。

カザフ民族というルーツから来る適度な民族感と、ベラ・フレックらがもたらしているのかもしれないワールド的な要素のバランスが素晴しい。

曲も粒ぞろいで、アルバムを通じて楽しめる。曲調はそれほどバラエティに富んでいるわけじゃないし、ヴォーカルもあまり明るくはない(どちらかと言えば陰気だ)。

それでも飽きずに聴いてしまうのは、一曲一曲がとても良くできているからのように思う。

2010年1月9日土曜日

CD「Tchamantche / Rokia Traore」

今までに聴いたことのない類のアフリカ音楽。

音数の少なさが曲の良さと歌のうまさを引き立てているように感じる。

コンテンポラリーなワールドミュージック。ある意味リアルなソウルだと思う。

じわじわと凄さがわかる一枚。

2009年10月30日金曜日

CD「Sleepwalking Through The Mekong / Dengue Fever」(Soundtrack)

誓ってもいい。これは日本では絶対に売れない。でも、とてつもなく格好良い。

そもそもメンバー全員がアメリカ人にもかかわらず、クメール語で歌えるカンボジア人ヴォーカルを加入させる、という時点でどうかしている。

民族楽器のサウンドを取り入れたサイケデリック・ロックのようなバックに、アジア歌謡的コブシの効いた歌唱とメロディーが乗ってくる。バンド名そのままの強力な伝染性。たまに挿入されているインスト曲も素晴らしい。昨年発表のアルバムがiTunes Storeでbest world music recordに選ばれたりとか、P.ゲイブリエルが絶賛するのも納得の完成度。

日本のラジオとかではかけにくいことこの上なさそうな一枚、と言えるかも。

2009年10月20日火曜日

CD「Backlash / Bad English」

今更ながら買い直してみた18年前にリリースのアルバム。僕にとって夏の一枚と言えばこれ。他にそんなこと言ってる人は聞いたことないけど。

理由は超個人的。学生時代の夏休み、僕は毎年、水泳指導のアルバイトのために帰省していた。その時に車の中のカセットで聴きまくっていたアルバムだから。思えば、そのときで既にリリースからは何年か経っていたことになる。めちゃくちゃアメリカンなアルバムだけど、それが車社会の愛知という土地にも凄く合っていたし、関西に比べて大陸的な暑さもあって、とにかくドライブ中はリピートしまくっていた。一緒にバイトしていた連れが、横で彼女に電話している時にはアホみたいにボリュームを上げたりしながら。

全然売れなかったアルバムのはずだけど、今あらためて聴いてみても完成度は高い、と思う。ただ、シングルとしてよりも、流れの中で聴きたいアルバムと言えるかもしれない。というのも、例えば#2のStraight To Your Heartという曲。好きな曲だけど、これだけをかけてもどうもイマイチ盛り上がらない。あくまで、前にSo This Is Edenがあって活きる曲ではないかと思う。

それと、やっぱりNeil Schonは良い。因みに、ヴォーカルとの相性で言えば、僕はSteve Perryよりも、John Waiteの方が良いように思うのだが、どうだろう。

2008年12月6日土曜日

CD「Music Hole / Camille」

渋い。

全曲最高とは言わないが、はっきり言って格好良い。

現代的なリズムと声の持つ可能性を追求したアルバムだと思う。全体を通じての、エキセントリックな雰囲気が良い。

SEや英語/フランス語の使い分けなんかにも、よくわからんがこだわりというか、インテリジェンスみたいなものを感じてしまう(←このへん、ちょっと受け売り)。

車や家で流すのではなく、ヘッドフォンやスタジオで細部まで聴きたくなる。ライブも凄そうだ。

良かったのは、#1,2,7,11といったところ。

2008年11月19日水曜日

CD「IN BAGAMOYO ~TANZANIA AFRICA~ / CHIBITE」

Peter Gabrielのワールドミュージック・レーベルReal Worldから作品をリリースしている、故Hukwe Zawoseとの関連だけが注目されがちな(僕などまさにその一人。全くネームに弱いことこの上ない)タンザニアのバンド、Chibiteのアルバム。内容が素晴しい。

何と言ってもそのプリミティブなグルーヴ感がたまらない。僕は3-4回聴いて初めて良さがわかった。特に40人はいると言われているバンドがオケで入ってきた時の迫力は圧巻(実際のレコーディングでは何人で演奏しているのかわからないけど)。ループするフレーズと、野生的なコーラスがクセになる。

僕はもともとアフリカものが嫌いじゃないけど、このアルバム、楽曲がとてもよくできていて、アルバムとしての完成度がかなり高い。もちろん全ての曲が最高とは言わないけど、#2,3,4,8,9といった曲はかなり良い。アフリカものとか関係なく、アルバムとして音楽を楽しんだのは久しぶりだ。

聞くところによると、なんだかちょっと揉めごとを抱えているみたいだけど、今後も活躍に期待したい。

2008年8月22日金曜日

CD「African Scream Contest / V.A.」

ベニンとトーゴで(!!)70年代に活躍したアーティストばかりを収録したアフリカものコンピ。「African Scream Contest」っていうタイトルは良いセンスしてる。

ラジオで、3曲目に収録された"It's Vanity / Gabo Brown & Orchestra Poly-Rythmo"を聴いて、思わず買ってしまった。

なんでもこのAnalog Africaなるレーベル、あるドイツ人がやっているらしいのだが、その音楽に対する思い入れが笑ってしまうくらい素晴しい。ラジオでは、アフリカへレコードの買い付けに行くために、どうしたら足しげく通えるかを考えた挙句、航空会社に就職(確か、ルフトハンザだったと思う)。そして、自分が他の行き先に行きそうになったときには、アフリカ行きの同僚に行き先を代わってもらっていたらしい。1回のベニン行きで3,800枚のレコードを買って帰ったなんていう凄まじいエピソードもライナーに記されている。

レーベル・オーナー、Samy Ben Redjebによる全43ページのライナーがまた素晴しい。収録されているアーティストへのインタビューを中心に、いかにそのアーティストを知ったか、どのようにして会うに至ったかなどが、記されており、その思い入れの深さを窺い知ることができる内容になっている。まるでロードムービーか小説のようだ。

音楽だけでなく、ライナーも、写真も含めてトータルで凄く楽しめる一枚だと思う。マニアって凄い。

2008年8月2日土曜日

CD「All The Greatest Hits / Zapp & Roger」

一言で言うなら「変」。とても全曲最高とはいえないけど、こういう感じのファンクは結構嫌いじゃない。

特に#3 I Heard It Through the Grapevineは最高。他には、繰り返しが癖になる#5 Do It Rogerとか、ポップな#7 Doo Wa Ditty (Blow That Thing)あたりがかけやすいかも。

パーティーの合間にかけたい感じ。そんなパーティーやったことないけど。

2008年2月9日土曜日

CD「For The World / BigBang」

最初、何も考えずに聴き始めたら洋楽かと思った。で、そういえば、BigBangってひょっとして・・・と、しばらくして思い出したくらい、垢抜けている。

めちゃめちゃ若いのに、やらされている感はないし、ヒップホップやR&B的な要素も、地に足が着いている。英語も悪くない。これが韓国の新世代なんだろうか。そして、この日本デビュー盤、全8曲で30分弱という長さも良いと思う。

かけやすそうなのは、カバーの#3、キャッチーな#4、#8あたりか。さて、日本での活躍や如何に。